ホラー映画を見ていたり、上司に怒られてストレスを感じた時。
アナタは手の平からびっしょりに汗をかいていませんか？
手汗の主な原因はストレスです。
人間の身体は、アナタが思っている以上にストレスに影響されており、アナタがコントロール出来ない手汗も、ほとんどの場合ストレスが原因です。
ストレスによって手汗をかいてしまう2つの原因
- 自律神経の乱れ
- 手掌多汗症（しゅしょうたかんしょう）
ストレスによって手汗をかいてしまう原因は、上記の2つ。
まず、ストレスによる自律神経の乱れによって、血圧があがったり、心拍数が上がったりしてしまうと、脳がそれを抑えようとしてホルモンを分泌し、手だけでなく、身体全体に汗をかきやすくなります。
そして、特に手汗をかくやすい体質の人――手掌多汗症の方は、ストレスによって手汗を大量にかきやすくなる。
それでは次の章で、ストレスと手汗の関係を詳しくご紹介したいと思います。
ストレスと手汗の関係 手汗をまねくメカニズム
私たちの身体はアナタが思っている以上にストレスによって、大きな影響を受けています。
私たち人間の身体には、無意識のうちに心身の機能を調節してくれる神経「自律神経」があり、この自律神経の乱れによって体調が悪くなったり、することがあります。
そして、ストレスによって自律神経は乱れてしまい、その乱れの結果が人によっては“手汗”として、表れることがあります。
自律神経が乱れると、なぜ汗をかくのか。
その理由は自律神経が乱れて緊張などをするときに活発になる交感神経が優位になり、汗をかきやすい状態に身体がなってしまうからです！
逆に言えば、ストレスのない状態になり、自律神経が整えられれば手汗をかきにくくなります。
ただし……自律神経の乱れを自分で整えるのは至難の業。
それに手掌多汗症で体質的に手汗をかきやすい人は、手汗の原因である「ストレス」と「自律神経」の2つを解決しなければ、根本的に手汗をかかなくさせることは出来ません。
手汗の原因、自律神経の乱れはどうやったら治すことが出来る？
ストレスによる手汗の原因である「自律神経の乱れ」を治療するのは、どうすれば良いのでしょうか？
現在、自律神経の乱れには
- 薬物治療
- 生活習慣を整える
- ストレスをコントロールする精神療法
などの治療法がありますが、効果が出てストレスによる手汗が出なくなるまでには、かなり長い時間がかかってしまいます。
また人によっては漢方薬などで自律神経が整う場合もあるそうですが、どちらにせよ、手汗が出ないように治療するには長い時間がかかるのは事実です。
ストレスが原因の手汗を止めるのは、至難の技！ でも、手汗予防なら今からできます
ストレスによる自律神経の乱れ、そこから起きる手汗を根本的に予防するには、長～い時間がかかってしまいます。
そもそも自律神経の治療は、むずかしく自律神経を整えるためには、長期の治療が必要。
また自律神経の乱れを引き起こす根本的な原因であるストレスは、私たちが生きている限り、ずーっとつきまといます。つまり、ストレスが原因の手汗は、根本的に治療するのが困難だということです。
だから、もしアナタがストレスによる手汗で悩んでいるようなら、手汗を予防することを、まず真っ先に考えましょう。
※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。
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