暑くもないのに出てしまう手汗。
日常における緊張や不安を感じることで発生することが多く、実際に症状に苦しんでいる方も多いです。
そんな手汗に効果的な方法として、ツボ押しを行うという方法があるのをご存知でしょうか?
今回は手汗を抑えるために有効なツボ押しについて解説していきます。
ツボ押しのメリットやデメリットについて紹介していくので、参考にしてみてください。
手汗を抑えるためにツボ押しをするメリット・デメリット
手汗を抑える方法の一つとして実践しやすいツボ押しですが、具体的にどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
実際にツボ押しを行うことで得られるメリットや、反対に生じてしまう可能性のあるデメリットについても解説していくので、参考にしてみてください。
手汗を抑えるためにツボ押しをするメリット
ツボ押しは、どこにどのツボがあるのか、見極めるのが難しいですが、手汗に効果的なツボを理解しておけば、いつでも簡単に手汗を抑える方法として実践できます。
また自分で行うことができるので、コストがかからず、気軽に試してみることが可能です。
自分に効果的かどうかもすぐに判断することができるので、一度試してみる価値はあるでしょう。
手汗を抑えるためにツボ押しをするデメリット
上手くツボ押しできれば、手汗に効果的なツボ押しですが、自分に本当に合っているのか判断しにくいのがデメリットといえるでしょう。
ツボを押すことで手汗を抑えることができますが、すぐに効果が表れるかどうかは、個人差によるものが大きいため、誰でもすぐに効果を実感できる方法ではありません。
また1日何セットも行わないと、効果が表れない人もいるので、根気が必要になることもあるので注意しましょう。
手汗を抑えるために有効的なツボ
手汗を抑えることができるツボはいくつかあり、その中でも自分に合うツボを見つけて実践してみることが、手汗を克服するために重要なことです。
手汗を抑制するために有効的なツボは、有名なもので5つあり、実際に一度試してみることをおすすめします。
・労宮(ろうきゅう)
手のひらにあるツボで、精神的発汗にも効果があると言われています。
・合谷(ごうこく)
人差し指と親指の付け根が交わる部分にあるツボで、全身の健康促進にも効果的と言われています。
・陰げき(いんげき)
手首の内側にあるツボで、中心より少し小指側に位置しています。多汗症全体の症状に効果があるとされているのが特徴です。
・後谿(こうけい)
手を握る時に出来る小指のシワ部分にあるツボで、精神面や筋肉の緊張に効果的と言われています。
・復溜(ふくりゅう)
くるぶしの内側にあるツボで、体内の水分調節に効果があるツボと言われています。
・神門(しんもん)
自立神経の乱れを抑える効果があるツボであり、神門(しんもん)と言われる耳の上部にあるツボを軽く挟んで引っ張れば、自立神経の働きを正常する効果が期待できると言われています。
手汗の原因も自律神経の乱れが理由である可能性もあるので、神門のツボを利用してみるのもいいでしょう。
・大椎(だいつい)
首を前に曲げた時に、最も出ている骨の下にある大椎(だいつい)というツボは、押すことで暑くないのに出てしまう汗を抑えることができるといいます。
手汗を防ぐきっかけになることもあるので、一度試してみるのもいいかもしれません。
詳しいツボの位置や効果については、下記のページで紹介しているので、参考にしてみてください。
まとめ
ツボ押しは手汗を抑える効果が期待できるものもありますが、強く押してしまうと、体調不良の原因になってしまうこともあるため、力加減には注意する必要があります。
また食後や飲酒後といった血行が良くなっている状態の時には、ツボ押しを行わないようにしましょう。
※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。