睡眠不足が手汗を招くってご存知でしたか?
「睡眠と手汗って、なんの関係があるの?」と思われるかもしれませんが、汗をかくかどうかもすべて自律神経が関係しています!
私たちの汗、手汗の大きな原因は自律神経の乱れですが、なぜ睡眠不足になると自律神経が乱れてしまうのでしょうか?
睡眠不足が招く自律神経の乱れと手汗
そもそも睡眠不足になると……
- ストレスが溜まる
- 交感神経が優位になる
これらの悪影響が身体に生じてしまいます。
「寝不足は身体に悪い」という事をご存知の方は多いですが、こと手汗に関しては「ストレス」と「交感神経優位」な状況が、多すぎる手汗の原因である自律神経の乱れを招きます。
1.寝不足のストレスが招く自律神経の乱れ
私たちの脳は、絶えず働き続けています。
そして、私たちは働き続ける脳を休めるために、睡眠を取っていると言っても過言ではありません。
睡眠不足になると脳をゆっくり休めることが出来ず、脳が疲れやすくなってしまいます。
脳が睡眠不足休めず、疲れやすくなってしまう、ということは脳にとって最大のストレスです。
睡眠不足になると脳をゆっくり休めることが出来ず、脳が疲れやすくなってしまいます。
脳が睡眠不足休めず、疲れやすくなってしまう、ということは脳にとって最大のストレスです。
脳にとって大きなストレスが生じてしまうと、結果的に自律神経が乱れ、汗をかきやすくなり、手汗を招くようになってしまいます。
2.寝不足によって交感神経が優位になると手汗をかきやすくなる!
自律神経が乱れる原因は「リラックスが出来ないこと」です。
睡眠には脳を休めるだけでなく、身体をリラックスさせる効果があります。
私たちの身体には交感神経と副交感神経があり、睡眠時は副交感神経が優位になっているため、身体の疲れを取ることが出来ます。
しかし、寝不足の状態がつづくと、身体がリラックスすることが出来ず、交感神経が優位になってしまい、身体が常に緊張状態になってしまいます。
身体が常に緊張状態になる――交感神経優位の状態は、身体がこわばっているため、汗をかきやすく、手汗もかきやすくなってしまいます。
それじゃあ、ぐっすり寝れば手汗はなくなるかというとそうではありあせん!
「睡眠不足が手汗を招くのなら、ぐっすりと眠ればいいじゃないか?」と思うかも知れませんが、睡眠不足が原因の手汗はそうカンタンには治りません。
毎日、8時間以上眠っていたとしても、睡眠の質が低ければ、脳をしっかり休めることが出来ないため脳がストレスを抱えてしまいます。
また、睡眠の質が低下していると、身体をしっかり休めることが出来ず、交感神経が優位な状態が続きやすくなってしまうため、やはり手汗をかきやすくなってしまいます。
つまり、手汗を予防するためには《しっかり眠る》こと、そして《睡眠の質を高める》ことの2つを実践する必要があるのです。
手汗を予防するために睡眠の質を高める3つの方法
- 遮光カーテンを使って、暗闇を作る
- 座禅などをして、リラックスしてから横になる
- 眠る前に、スマホやパソコンを使用しない
手汗を防ぐためには《しっかり眠る》と《睡眠の質を高める》の2つが重要です。
《しっかり眠る》の方は、アナタの心がけ次第でどうにか出来ますが、《睡眠の質を高める》のはカンタンなコトではありません。
しかし、上記の3つの方法を実践すれば、たとえ短い時間しか眠る時間がなかったとしても、睡眠の質を高めることが出来るようになりますよ!
(本当はぐっすり長い時間眠れる方が良いのですが、何かと忙しい現代人からするとそうも言ってはいられませんよね……!)
ちなみに“寝だめ”は、逆に睡眠サイクルを悪くしてしまうので、寝不足だからと言って休みの日に寝だめをするような生活をするのは、身体のためにも手汗予防のためにもヤめましょう。
ただし、睡眠不足だけで手汗は治りません!
しっかりと質の高い睡眠を取り、質の高い睡眠が出来る生活習慣を続けていれば、自律神経の乱れが整いやすくなるため、手汗が気になりにくくなります。
ただし、残念ながら睡眠の質を上げて、寝不足を解消しただけでは、根本的に手汗は治療できません。
自律神経の乱れによる手汗は、手汗の要因の1つです。
それに自律神経の乱れは、寝不足を解消すればすぐに治るというカンタンなものではありません。
そう、本当の意味で手汗を気にしない生活を目指すなら、まずは手汗を予防することから、はじめる必要があるのです!
※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。