手汗は手術で治せるって、ご存知でしたか?
「胸部交感神経遮断手」「ETS手術」など、それぞれの手術にかかる費用について、ご紹介します。
そもそも手汗って、手術出来るの?
「手汗を手術で治せるの?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、手掌多汗症(しゅしょうたかんしょう)と医師に判断されれば、手汗を手術で治療することが出来ます。
しかし、手掌多汗症になったら、すぐに手術が出来るワケではありません。
➞ ボトックス注射 ➞ 手術
ほとんどの場合、診療ガイドラインに従って薬物療法やイオントフォレーシスで効果が出ず、さらにボトックス注射を行っても、効果がなかった場合にのみ手術は行われます。
仮に、ボトックス注射まで行っても効果が出ず、手術になった場合は、いくらぐらいの金額(医療費)になるのでしょうか?
保険適用なので、手術費用はかなり安め!
医師が「胸部交感神経遮断手」「ETS手術」のどちらかの手術が必要と判断し、実際に手術を行う際には、保険が適用されるので、実際には3割負担となり、9万円前後の費用がかかってしまいます。
改めて考えると、結構高い金額ですが胸を開いたり、内視鏡を用いて手術をしなければならないため、どうしても高づいてしまいます。
高い手術費用を払えない……という方は手汗ケアで手汗を抑えてみては?
いくら手汗の手術が保険適用であっても、高いものは高い!
自分にとって必要な手術だとはわかっていても、10万円近い金額を「ポン」と支払える人は、そうそういません。
ましてや、「胸部交感神経遮断手」「ETS手術」を行うまでに、薬物療法などで、それなりのお金を支払っているため、トータルで考えるとかなり医療費にお金がかかっている場合も……。
ちなみに、高額療養費を利用することによって、「胸部交感神経遮断手」「ETS手術」などにかかった手汗の治療費用。
同一月(1日から月末まで)にかかった医療費が割高に場合は一定の金額(自己負担限度額)が、あとで払い戻されることがあります。
「手術はしたいけれど、金額が……」という方は、上記制度を利用することによって、手術費用を安くすることが可能な場合もあります。
また、医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示することでも、便利に医療費を安くすることが出来ますよ!
高額療養費が使えない場合はクレジットカードという手も!
病院や手術内容によっては、高額療養費の制度を利用できない場合があります。
「えーっ、そんなに払えないよ!」と言うたかも、ご安心ください。
いざという時は、クレジットカードを使って、支払えば良いのです!
最近では病院であっても、クレジットカードでの支払いが出来るようになっており、高額な手術費用であっても“分割払い”で、細かく支払いすることが出来ますよ。
「手術はしたいけれど、お金が……」という時は、クレジットカードを有効活用してくださいね。
手術までには時間がかかる。待てない人は手汗ケアを!
手掌多汗症と判断され、実際に手術を受けるまでには、結構な時間がかかります。
手術を受けたい側としては、いろいろすっ飛ばしてすぐに施術をして欲しいでしょうが、残念ながら診察ガイドラインに則って治療されるため、すぐさま手術は受けられません。
しかし、手汗はそんなこととはお構いなしに、どんどん手から分泌され、アナタの精神を蝕みます。
「とりあえず」の処置として、手汗が気にならないようにしたいなら、手汗ケアを行って気になる手汗を抑えてみてはいかがでしょうか?
※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。