「手汗がひどい」と言っても、人それぞれ気になるレベルが異なるため、実際にどこまでひどいかは、客観的に見ないことには正確にはわかりません。
ただ、当サイトでは《手汗が気になるなら、その時点で手汗はひどくなっている》と考えています。
アナタの手汗は、一体どれくらいひどいのか?
自分の手汗、改めてどれくらいのレベルなのかを考えてみませんか?
手汗のひどさはどれくらい? 医学的な手汗レベルをまず知る
- レベル1:手が湿っている程度。触ると汗ばんでいることがわかり、光を反射して汗が光る
- レベル2:手に水滴ができて濡れており、見た目でも汗をかいていることがわかる
- レベル3:盛んに水滴ができ、汗が滴り落ちる
医学的に「手汗がひどい」状態であり、治療が必要な場合を“手掌多汗症”と呼びます。
この手掌多汗症の症状は上記の3レベルに分かれており、医学的な手汗のひどさの基準はこの3レベルを参考にしてください。
しかし、たとえレベル1であったとしても、或いはレベル1に満たないレベルだったとしても、自分で「手汗が気になる」「他の人より手汗がひどい」と気になるのならば、アナタは手汗について無視できない心理状態にあります。
手汗のひどさレベル判定
- 手汗が気になる
- 誰かに手を触られるのが怖い
- 他の人と手を繋げない
- 何かを握っていると汗で湿る
- 人の身体に素手で触るのが怖い
- 手汗のせいで紙が湿る
上記「手汗のひどさレベル判定」は当サイトオリジナルのモノです。
しかし、手汗に悩む人にとっては「あるある!」と思わず、頷いてしまうものばかりでしょう。
上記6個の項目のうちアナタはいくつチェックが付きましたか?
チェックがついた個数によって、アナタの手汗のひどさ度がわかります。
- 1~3個:自分だけが気になっているレベル
- 4~5個:他の人に手汗がバレている可能性アリ
- 6個すべて:周囲にも手汗がバレている
チェックが1~3個なら、その手汗は「アナタだけが手汗が気になっている」レベルでしょう。
次に4~5個チェックがついた場合は、他の人も「うん?この人、手汗かいているかな?」と気づくか気づかれないレベルです。
最後に6個すべてにチェックがついた場合は、他の人に「この人、手汗がひどい」と気づかれているレベルです。
手汗のひどさを気にしすぎないで! アナタの強迫観念がさらなる手汗を招く
「自分の手汗って、他の人にどう思われているんだろう」
「一刻も早く手汗をどうにかしたい」
手汗が気になっている人が「手汗をどうにかしたい!」と思うことは、しょうがないコトでしょう。
しかし、その想いが強すぎると強迫観念として、逆に手汗をひどくしてしまう場合もあります。
たとえば「手汗をかいてはいけない」と強く想いすぎると、普通は気にする必要がないレベルの自然な手汗であっても、必要以上に気にしすぎてしまい結果的に日常生活に支障が出るようになる場合もあるので、自分の手汗についてあまり気にしすぎないようにしましょう!
ひどい手汗、治すのには時間がかかりますが……
異常に出過ぎる手汗の原因は、今のところハッキリしておらず、根本的な治療も副作用の可能性が高い、外科的手術か精神療法による緩やかな治療以外に特にありません。
残念ながら、ひどい手汗を風邪のようにすぐに治す方法は、今のところないのです。
ただ、手汗ケア用品の開発は進んでおり、”手汗の予防”はそう難しくないレベルになって来ました。
※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。