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手汗をまねく休眠汗腺とは?部分汗と休眠汗腺、手汗の深~い関係

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アナタの手汗、休眠汗腺が増えたことによる部分汗が原因かも!

汗をかかない現代人は、汗腺が退化しているって、ご存知でしたか?
近年、汗腺が退化し、身体の一部分から汗をかく“部分汗”で悩んでいる人が増えています。

……と言われても「休眠汗腺」「部分汗」も良くわかりませんよね?
アナタの手汗の原因をご説明する前に、まずは手汗の原因である「休眠汗腺」「部分汗」について、ご紹介させて頂きます!

休眠汗腺と部分汗について

 休眠汗腺

クーラーなどを利用し続けた結果、汗をかき辛くなり、汗腺が退化して「汗」を分泌することが出来なくなった汗腺のコト。

   部分汗

休眠汗腺が増えたことによって、体温調整が難しくなった身体が体温を下げるために、眠っていない汗腺から多く汗を分泌するコト。

手汗や脇汗のように、汗腺が休眠していない部分からのみ大量に汗をかくため、”部分汗”と呼ばれています。

参考:グリーンポプリ株式会社より

休眠汗腺と部分汗は上記の内容を参考にしてください。
カンタンに言えば、汗を出せなくなった汗腺を「休眠汗腺」と呼び、休眠汗腺が原因で身体の一部分から(特に手汗)がどばーっと汗をかくことを「部分汗」と呼びます。

この説明からおわかり頂けると思いますが、手汗を予防したいのなら、まず《休眠汗腺をどうにかするしかない》ということ。

そもそも何故、手汗の原因の1つである休眠汗腺が生じてしまうのでしょうか?

休眠汗腺の原因は「汗をかかなくなった」から!

私たちの身体は、筋肉がそうであるように、汗腺(汗が出る細胞)も使い続けなければ退化(弱くなる)します。

特に現代人の生活は以下のような理由により、汗腺が退化しやすくなっているのです。

 

  • 汗をかく習慣が減った
  • 冷房機器の発達
  • 運動不足

 

まず、ここ30年スパンで私たちの生活を考えてみましょう。
一昔まえは、汗をかくことは“当たり前”のことでした。

しかし、今は「汗は汚い」という誤ったイメージから「汗をかく」という行為が忌み嫌われはじめており、汗をかくことはマイナスイメージになってしまいました。

一言で言うならば「汗をかく習慣が極端に減った」のです。

次に、私たちの夏の生活を思い浮かべてください。
今やクーラーがない家はほとんどありませんし、扇風機だって進化して、一昔まえのモノよりも確実に夏の快適性は上がっています。

一見便利に見えますが、冷房機器の発達により、私たちは汗をかく機会を奪われているのです。

そして、肥満が社会問題になるぐらいに、私たち日本人の運動量は減少しており、「運動して汗をかく」という行為自体も減ってしまいました。

「汗をかく習慣が減った」「冷房機器の発達」「運動不足」の3つの要因によって、私たち日本人は汗をかかなくなっており、その結果として”休眠汗腺”が問題になって来ているのです……。

休眠汗腺が、なぜ”手汗”を招くの? 部分汗のメカニズム

それでは、なぜ汗をかかなくなって、休眠汗腺が増えてしまったら手汗をかきやすくなるのでしょうか?

その理由は至ってカンタン。
汗をかける場所が、その人にとって手のひらしかないからです。

人間の身体に無数にある汗腺は、言うなれば「温度を下げるスプリンクラー」のようなもので、沢山の穴から水を出すことによって、周囲(自分の体温)を下げています。

しかし、このスプリンクラーの穴がなんらかの原因でふさがってしまい、水の逃げ場がなくなってしまうと、1つの穴に水の流れが集中してしまいます。
そして、結果的に1つの穴から、本来は10個以上の穴から放出されるはずだった水(汗)が大量に分泌される――というのが、部分汗のメカニズムです。

人によって、大量に汗が分泌される部位は異なりますが、手汗で悩んでいる人の場合は、たまたまその大量の部分汗が出る部位が「手のひら」だったから。

つまり、部分汗を根本に解決するためには、スプリンクラーがそうであるように、複数の穴(汗腺)から水(汗)が出るようにしなければならないのです!

手汗がでないために休眠汗腺を改善する3つの方法

  1. 入浴してしっかり汗をかく
  2. 文明の利器に頼りすぎない
  3. 汗をかくまで運動する

休眠汗腺を蘇らせ、手汗を減らすためには、上記の3つの方法が重要です。

1.入浴してしっかり汗をかく

手汗をかかないためには、しっかりと汗をかくこと。
その手軽な方法としてオススメなのが“入浴”です。

半身浴でも、全身浴でもどちらでもOK!
入浴中に、身体が温まり汗をしっかりかくことが出来れば休眠汗腺が蘇りやすくなります。

2.文明の利器に頼りすぎない

私たちは文明の発達により、便利な生活を手に入れました。
しかし、そのせいで汗腺が退化してしまう、休眠汗腺という問題が生じてしまった……ならば、クーラーや扇風機と言った文明の利器に頼りすぎるのをやめませんか?

なるべくクーラーを使いすぎない。
扇風機だけでひと夏しのいでみる。たったこれだけのことで休眠汗腺が復活し、身体からきちんと汗をかくことが出来るようになるかも知れない!

ただし、熱中症にならない程度に、適度にクーラーなどを使うようにしてくださいね!

3.汗をかくまで運動する

手っ取り早く体温を上げる方法は、やっぱり運動です。
毎日のように、とは言いませんが、1週間に1日程度は身体が汗でぐっしょりになるまで運動し、汗をかく習慣を思い出しましょう!

また、運動することによってストレスが発散され、手汗の要因となる《自律神経の乱れ》も解決されやすくなりますよ~。

休眠汗腺を呼び覚まして、手汗を減らそう!

「最近、いつ汗をかいたかな……」という方で、手汗が気になるという方は、まず自分の生活習慣を見直し、休眠汗腺を呼び覚ます《汗をかく習慣》を身につけることから、はじめましょう。

ただ、休眠汗腺を呼び覚ますのにも時間はかかるし、そもそも手汗がドバーッっと出る原因は、休眠汗腺だけとは限りません。

手汗がでなくなる根本的な治療には、長い時間がかかります。
でも、手汗が気にならなくなる予防法なら、今すぐでもOk!

 

※もっと手汗について詳しく知り場合は、手汗対策に関して詳しく説明した記事がありますので、読んでみてください。

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