筋トレに興味がある方なら誰しも耳にするのがプロテイン!
特に筋肉を成長させるためには「タンパク質=プロテイン」が重要なため、筋トレを効率的に行う上でプロテインは重要な存在だと言えます。
しかし、筋トレに必要な栄養素をすべてプロテインに頼ってしまうのはNGです。
場合によっては栄養バランスが偏り、筋肉が育ちにくくなってしまう恐れも…。
そんな筋トレの味方であるプロテインや、食事の重要性に関してご紹介します。
プロテインは筋トレの心強い味方!プロテインを摂取するメリットって?
プロテインには錠剤タイプからドリンクタイプまで様々なものがあります。
「細マッチョを目指す人」から、「バッキバキのゴリマッチョを目指人」まで多くの人に愛用されています。
そんなプロテインの具体的なメリットを見ていきましょう。
タンパク質をしっかりと摂れる
筋トレをする上で最も重要な栄養素は「タンパク質=プロテイン」です。
筋トレとは、「筋肉を破壊し、再生する過程で筋肉量が増える」という超回復のメカニズムを使って筋肉を増量しています。
そんな筋肉の再生にはタンパク質が必要不可欠なため、筋トレとプロテインは切っても切り離せない存在なのです。
必要なタンパク質の量は、一般的には体重1kgあたり1g程度のタンパク質を摂取することが推奨されています。
体重が70kgであれば、70gのタンパク質を摂取する必要があるということ。
ただし、アスリートはもちろん、普段から筋トレをしている人などは、1kgあたり2g程度のタンパク質の摂取が推奨されています。
その1kgあたり2gの中でも、筋トレ後のゴールデンタイムに体重×0.3g程度のタンパク質をプロテインなどで補給することが目安とされています。
参考:http://www.dnszone.jp/protein/
筋トレ後に大量のタンパク質を食事で摂取する余裕がない…という場合でも、プロテインであれば純粋なタンパク質だけを摂取することができ、効率的に筋肉を鍛えることが出来るといえるでしょう。
時間がなくてもプロテインで栄養摂取が出来る
人によっては仕事の合間にジム通いをしたり、自宅でグッズを使って筋トレをしたりしているかもしれません。
時間のない人にとって、筋トレの時間も効率的に短縮したいですよね。
そんな筋トレの効率化には適切な栄養を摂取することが重要です。
しかし、その栄養を食事で摂取しようとすると、面倒ですし、時間もかかってしまいますよね。。。
時間のない時でも素早く必要量のタンパク質を摂取できるプロテインは、まさに筋トレの相棒だといえるでしょう。
筋トレ中の食事としてカーボ(プロテイン)ドリンクやBCAAドリンクもアリ
筋トレに必要な栄養を食事で摂取する場合、筋トレ前後のタイミングに食事をする方も多いです。
しかし、筋トレ前後にわざわざ食事を摂取するのは難しいという方も多いと思います。
ムリに食事を重ねると胃腸も弱ってしまいますし、お腹が弱い人は特に、「筋トレ前後の食事」や「通常より多い回数の食事」は難しいでしょう。
そういう方は、プロテインドリンクを服用すれば、単純な水分摂取と同時にタンパク質も摂取できるため、食事で栄養を摂取するよりも効率的に筋トレできるのは間違いないでしょう。
食事だけでは得られないメリットの中でも、プロテインドリンクはお手軽さという面で勝っているといえます。
筋トレ前後の食事がプロテインだけではNGな理由は?
プロテインは筋肉に対する万能薬ともいえるタンパク質です。
しかし、筋肉を鍛える上で重要なのはタンパク質だけではありません。
筋トレするなら始めに炭水化物(糖質)を摂取しよう
「身体を締めて細マッチョにしたい!」という気持ちが先走って、食事を抜くなど間違った食事制限をしてしまう方がいます。
しかし、筋肉を動かすエネルギー分として重要なのは炭水化物です。
回復力を重視してタンパク質ばかりを摂取しても、肝心の筋肉を動かすエネルギーがなければ意味がありません。
場合によっては筋トレ時のエネルギーを生み出すために、身体の筋肉を分解してしまうことも…。
筋肉量を増やすためにプロテインを摂取するのも重要ですが、身体をしっかりと鍛えるためにはプロテインだけでは不十分なのも事実です。
「魅力的な細マッチョになりたい!」という場合は、食事を通して筋トレの効率を上げる必要があるといえるでしょう。
「筋トレ時の効率を下げない方法」と「オススメのプロテイン摂取タイミング」
基本的には筋トレ時にプロテインを摂取するだけでも十分OK!
しかし、場合によっては筋トレの予定が狂ってしまったり、計算外の付き合いで食事を食べに行ったりすることもあるでしょう。
そういった点も踏まえ、オススメのプロテイン摂取タイミングをご紹介します。
残業などで夕食に遅れるとき
仕事でどうしても帰宅が遅くなってしまうこともありますよね。
そのような時には、一食分を分割して摂取する分食がオススメ!
例えば、会社で軽くサラダチキンなどを食べて、帰宅後にメインの料理やサラダを食べるなど、夕食分を二回に分けて摂取する方法を指します。
「分食はやりすぎてしまうと胃腸が疲れてしまう」とも言われていますが、会社で摂取する栄養分をプロテインドリンクにすれば胃腸にも優しいためオススメです。
栄養摂取に時間がどうしても足りないとき
寝坊をして朝食を摂れなかったり、食事内容が偏ってしまったりすることはどうしても出てきてしまうかと思います。
そんな時にはプロテインでタンパク質のエネルギーを補給するのがオススメです。
プロテインにはビタミン類やミネラルなどさまざまな種類が存在するため、
「食事を食べられなかった時用にビタミン入りプロテイン」
「筋トレ合間の水分補給にミネラル入りプロテイン」
「空腹状態を改善するための簡単なプロテイン」
という具合に使い分けると、より効率的に筋トレを行うことが出来ます。
朝食は炭水化物ばかり…という人でも、朝食を摂ったあとにプロテインを使ってタンパク質を摂取することで、筋トレを効果的に行うことができるでしょう。
寝る前にタンパク質を摂取するとき
実は、寝る前にプロテインを摂取するのが効果的だと言われているのをご存知ですか?
睡眠中、人間の体にはたくさんの成長ホルモンが分泌されています。
成長ホルモンには身体の機能を調整する役割を持っており、筋肉量を増やす活動も行っているのです。
筋肉量を増やす活動とは、タンパク質の吸収力を高めること。
つまり、成長ホルモンが活発になる睡眠前にプロテインを摂取していれば、睡眠中のタンパク質吸収力が高まり、結果として筋肉量を増やすことが出来るのです。
タンパク質は食事を通しても摂取することが出来るものの、睡眠前に食事を摂ってしまうと逆流性食道炎などの病気にも繋がってしまいます。
プロテインでタンパク質を摂取すれば、身体のバランスを維持したまま筋肉量を増やすことが出来るでしょう。
その際には、就寝の1時間前を目安にプロテインを摂取するのがオススメです。
就寝の直前にプロテインを摂取してしまうと胃腸が疲れてしまう恐れがあるため、就寝直前にプロテインを摂取することは控えましょう。