「負動産」ってご存知ですか?
「負動産」とは、売却もできない、寄付も放棄もできない、そんな土地のこと。
- 親から相続したけど、タダでも引き取り手の見つからないような土地
- 全く知らない、超遠方の土地
そんな土地が「負動産」と言われることが多いです。
「負動産」は昔はほとんど聞かれませんでしたが、今ではどんどん多くなっていると言われています。
今回は、そんな「負動産」に対応した新しいサービスについて紹介していきます。
やまねこ不動産「土地の所有権放棄サポートセンター」
やまねこ不動産という会社の「土地の所有権放棄サポートセンター」というサービスがあります。
このサービスでは、処分に困っている「負動産」に対して「移転登記」という手法を使ったサポートをしてくれるサービスです。
処分に困っている土地を所有している方は、まず相談してみると良いでしょう。
販売できない土地の事例
やまねこ不動産の「土地の所有権放棄サポートセンター」では、数多くの事例が取り扱われているので、土地の移転登記に関するノウハウもしっかりと溜まっているようです。
ここでは、いくつか具体的なお悩み事例を紹介していきます。
- 親が原野商法で購入した山林を相続してしまった
⇒昔に流行った商法で、価値の無い山奥の土地に架空の宅地造成計画をでっちあげ、「値上がりしますよ!」と騙して土地を売る悪徳商法です。
もちろん、そんな簡単に土地の値段は上がるわけでもなく。。。
山間部の土地だと土砂災害の際に賠償責任が問われることもあるそうなので、二束三文どころの話ではありません。 - 再建築不可の土地
⇒土地は、建築基準法上の道路に接道していないと、建物を建てることができません。
土地を購入した段階では建物を建てれる状態の土地でも、相続したときには周りが家に囲まれていて建築できない、なんてこともあります。 - 特殊な工事をしないと売れない
⇒特殊な擁壁工事をしないと建物が建てれない場合などは、その工事をしていないと土地は非常に売れにくいです。しかし、その工事費は数百万になることも。。。
まとめ
上で書いた事例のように、土地は色々な理由で処分できなくなってしまいます。
なので、処分を考えている方は、早めに相談だけでもしておくようにしましょう。
⇒やまねこ不動産「土地の所有権放棄サポートセンター」