話し方がわからず困っていませんか?
「どうやって話しかければいいかわからない」「何を話せばいいのかわからない」など、人とのコミュニケーションに悩んでいないでしょうか。
そこでこの記事では、話し方のわからない人がやるべき7つのコトを紹介します。
ここに書いてあることだけでも意識して実践すれば、もう話し方で悩む心配はなくなりますよ!
笑顔と明るい声を意識する
人の印象は約6秒で決まると言われています。
初対面の相手がムスっとしていたら、その人がたとえどんなにいい人であっても良い印象は残らないですよね。
これは、初頭効果という心理現象により、最初に抱いた印象がその後の印象まで左右してしまうからです。
後々の印象を悪くしないためには、最初が肝心。相手に良い印象を与えるために、笑顔と明るい声で話すようにしましょう。
積極的に自己開示する
初対面の相手とは何を話していいかわからないですよね。実はこれ、相手も同じことを思っていることがほとんどです。
話題がないから天気の話や最近のテレビの話などをしてみますが、いまいち話が続かない……。そんな時は、積極的に自己開示してみましょう。
自己開示とは、自分のプライベートな情報を相手に伝えることです。好きな食べ物、趣味、昨日あったこと、なんでも構いません。
自己開示ができていないと、相手はあなたのことを「なんだかよくわからない人」と警戒してしまいます。
プライベートのことを話すのはちょっぴり恥ずかしいですが、積極的に自己開示することで、相手はあなたに対し親近感を抱いてくれますよ。
興味をもって質問する
笑顔や自己開示で少しずつ打ち解けてきたら、今度は相手に質問をしてみましょう。
この時、興味をもって質問するということがとても大事です。
例えば、「〇〇さんはどんなファッションが好きなんですか?」と質問する時も、興味をもって質問すると次のようになります。
「〇〇さんは服装のセンスが抜群ですよね。もしかして、ファッションにはこだわりがあるんですか?」
聞きたいことをただ質問するより、最初に相手の情報を含めることで本当に相手に興味があることを表すことができます。
しっかりと相づちを打つ
相手が話している時は、集中して話を聞きましょう。この時、しっかりと相づちを打つことがポイントです。
人は話をする時、相手の反応からしか自分の話が伝わっているかを読み取ることができません。
無反応だったり適当な相づちだったりすると、「私の話ってつまらないのかな」と不安な気持ちを抱かせることになります。
また、「うん」「はい」だけでなく「そうなんですね」「確かにそう思います」などバリエーション豊かな相づちを打つことで話をちゃんと聞いている姿勢を示すことができます。
相手の話に共感を示す
相手の気持ちに寄り添い、自分も同じような感情になることを共感といいます。そして人は、自分の話に共感してくれる人を好む傾向があります。
あなたは人に何かを話す際、「自分の気持ちをわかってほしい」と思ったことはありませんか?
例えば、悲しかった話をした時に「ふーん、そうなんだ」と言われるより、「それはつらかったね」と共感された方が嬉しいですよね。
あなたと同じように、相手も自分の話に共感してほしいと考えています。そのため、相手がどういう感情で話しているのか読み取って、共感を示すようにしましょう。
結論から話す
人の脳は予想できないことに不安を感じます。
たとえ仲の良い友達でも、「いいから来て」と行き先も告げられず車に乗せられたら不安になりますよね。
話もこれと同じです。着地点やゴールが予想できない話は相手を不安にさせてしまいます。
そのため、話をする時は結論から話しましょう。結論とは、その話がどこへ向かっていくのかをあらかじめ宣言することです。
「さっき腹が立つことがあったんだよね。ファミレスで昼食を食べていたら……」と言われれば、これから「腹が立った話」をするのだということがわかります。
「今週の販売状況についてお話します。私の店舗では……」と言われれば、「販売状況」について報告してくれるのだということがわかるでしょう。
これからどんな話をするのかを最初に伝えることで、相手に余計な不安を抱かせないようにすることができます。
話し方がおかしくないか見てもらう
話し方がわからないのであれば、そもそも自分の話し方におかしな点はないか、友人や家族などに見てもらうのもひとつの手です。
表情が暗くないか、声がしっかりと届いているか、話の順番がわかりづらくないか、客観的に見てもらうことでどこを直せばいいのかがわかります。
もし、友人や家族に見てもらうのが恥ずかしいということであれば、話し方を専門に教える話し方教室の講師に相談してみるのもいいでしょう。
例えば、横浜にある話し方教室では、マンツーマンで講師が生徒の悩みを聞いて問題解決まで導いてくれます。
無料体験レッスンもあるため、話し方のプロの目線で、自分の話し方におかしな点がないかを見てもらうのも良いかもしれませんね。
まとめ
話し方というと、話の組み立て方や話しのネタばかり気を取られてしまいますが、実は相手の話を聞く姿勢や態度がかなり重要です。
特に本記事で紹介した相づちや共感については、意識的に行うことで好印象を抱かせることもできるので、積極的に取り入れていきましょう。
話し方がわからず困っている人は、ぜひ、紹介した7つのことを実践してみてくださいね。