肉割れは、真皮（しんぴ）とよばれる皮膚の深いところが裂けてしまう現象です。
実はこの真皮はターンオーバーによる皮膚の入れ替えが行われないところなんです。保湿などで皮膚の表面上のケアをすることはできますが、真皮の傷には効果がありません。
では、真皮の傷に効果の効果のあるケアとはなんでしょうか？
答えはコラーゲンの生成です。真皮の約80％はコラーゲンで出来ています。傷を修復するのももちろんコラーゲンになります。コラーゲンは肌に塗ることによって生成されるようなものではありません。
コラーゲン生成の主流な成分は例えば「レジストリル」「ビタミンC誘導体」などが有名です。これらの成分は、コラーゲン生成をサポートするので効果に期待できます。これらはネットで販売されているクリームに入っています。成分が高いので、いわゆる市販では発売されにくい商品です。
また、コラーゲンの生成は美容外科によるケアもできます。レーザー治療や炭酸メソとよばれる治療方法がメインです。1回3万円で、傷が目立たなくなるまでに10回前後。総額で30万円弱かかり、痛みを伴います。そのぶん、クリームよりは即効性が期待できます。
お金があり、痛みに耐えることができ、かつ美容外科に入るところを見られたとしても上手く言い訳できるのであれば病院をオススメします。それに比べてクリームは半年ケアをしても1～3万円程度で済むので、やはりこちらが主流になっています。
これから肉割れのケアをするならば、「肉割れは保湿だけしても意味ない」というところだけ注意してください。例えば市販で販売されているオイルなどは保湿に関しては優秀ですが、真皮の傷である肉割れには効果は期待できません。
肉割れの原因は太り過ぎだったり、妊娠によるお腹の膨れなどありますが、一度なってしまうと目立たなくするのに数ヶ月かかります。とりあえずの応急処置などであればファンデーションテープなどがおすすめです。もともと入れ墨を隠すものですが、プールに行くなど、まだ治っていない肉割れを目立たなくするのには最適です。
このように肉割れは専門的な知識が必要になってきます。上記は、肉割れや妊娠線の情報をまとめているサイトです。
