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骨の花葬(ほねのかそう)を読んだ感想を率直にご紹介!

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今回は、とあるご縁があって読んだ小説「骨の花葬(ほねのかそう)」についての感想と、作者さんのご紹介を少しさせていただこうと思います!

 

骨の花葬(ほねのかそう)について

タイトル : 骨の花葬(ほねのかそう)
著者 : 磊 里詠(こいし りえい)
kindleのページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQX5SGBD
カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/koishi-riei
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/164401688

——あたしって生きていていいの?
二年前、コロラド高原に一つの隕石が落下した。人的被害はないはずだったその隕石はしかし、地球に奇病をもたらした。その病の最期を見て人々は花になったと表現するようになり、奇病を徒花病と名付けた。
徒花病は人々の生活を変え、「死」そのものも変えた。
ゆっくりとだが着実に滅びに向かっている中、とある少女の話が一人の青年のところに舞い込む。その少女、カヨは両親を徒花病で亡くしたにも関わらず、徒花病に罹患することなくにいまも生きていると。
その話を聞いた青年はカヨに会いに行くが、それがあらぬ誤解を招き、カヨは命を狙われることとなった。青年はカヨを連れて逃げる。東京を目指して。
自らも病に冒された青年は果たしてカヨを守り抜くことができるのか——?

 

骨の花葬(ほねのかそう)の感想

まず、設定がユニークで面白い!

徒花病という架空の病気について、かなり設定が作りこまれているので、「実際に徒花病という病気が存在する世界」をリアルにイメージすることができます。

その中で出てくる主要人物の「カヨ」と「青年」。

この二人の動き、考え方、背景にある悲しい物語。

どれをとっても深読みをさせられる設定です。

「死」そのものの概念や考え方について、色々と考えさせられる物語となっています。

特に、エンディングの部分が何とも言えない切なさと読後感を感じさせてくれるので、ぜひ最後まで一気読みするぐらいで読み進めていただきたい一作です。

個人的には、有川浩先生の「塩の街」にも似た印象を受け、とても食い入る感じで読み進めていました。

 

骨の花葬(ほねのかそう)の作者について

骨の花葬(ほねのかそう)の作者さんについて、直にメッセージでお話を聞く機会がありました。

実は、骨の花葬が初めての作品だそうです!(全然そう思わせないクオリティです)

趣味は、天体観測、引きこもりの旅好き、コーヒーは好きだがカフェインに弱い
とご自身がおっしゃっていました。(笑)

 

まとめ

骨の花葬は私が今まで読んできた小説の中でも、とても面白い部類に入ります。

特にやはり徒花病という病気の設定がユニークなので、それを中心に動くストーリーがどれも面白く進んでいる印象です。

ぜひ一度手に取って読んでみて損はない一作です!

タイトル : 骨の花葬(ほねのかそう)
著者 : 磊 里詠(こいし りえい)
kindleのページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CQX5SGBD
カクヨム
https://kakuyomu.jp/users/koishi-riei
アルファポリス
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/164401688