以前「バイナリーオプションの自動売買を安全に始める方法」の記事で、詐欺が多いと言われているバイナリーオプション業界で、初心者が安全に自動売買を始める方法を書きました。
今回はその流れから派生して、自動売買で副収入を得てしまおうというお話なのですが。
これからお話する内容は自動売買で利益をだすお話ではなく、自動売買ソフトを転売する側になって利益を得ようというお話です。
自動売買ソフトを転売して利益をだそう
自動売買ソフトとは、別名「サインツール」と呼ばれていまして、FXやバイナリーオプションをどのタイミングで取引するかのロジックが詰まったソフトです。
サインツールはプログラミングができる開発者さん達がせっせと作り、自動売買のECサイトや、ヤフーオークションなどでたくさんの種類が販売されています。
「ん?プログラミングができない私達とサインツール転売の話はなんの関係があるの?」
はい、そうですよね。プログラミングができなければサインツールの転売はできません。
そこについては後ほどお話しますので、先にサインツール転売が副業に向いていることをお話しておきましょう。
サインツールの転売市場はブルーオーシャン!
サインツールの転売ですが、実際に行っている人は少なく、しかし需要は多いので現状ブルーオーシャンな市場です。
一般的な商品の「転売」と基本的な部分は同じですが、サインツール転売は優れた部分がたくさんあるのです。
転売のしくみ
一般的な転売ですが、有名な方法ですと、ブックオフで100円で本を仕入れて、ヤフオクなどで300円くらいの価格で販売して差額を得る方法があります。
他には、任天堂スイッチなどの手に入りにくいゲーム機などを朝早くから並んでゲットして、定価以上の値段で販売するなんてのも転売の手法ですね。(嫌われますけども・・)
さてこの転売ですが、メリットとして誰でも空いた時間に始められるお手軽な副業なのですが、デメリットとして・・・
- 「在庫」を抱える必要がある
- 競合が多い
- 商品知識が必要
があります。
まず「在庫」ですが、個人ができる範囲のレベルでは問題ないのですが、もし大きな利益を求めて商品を大量に仕入れた場合には保管スペースも必要ですし、思ったよりも商品が売れなかった場合は仕入れ値以下で販売しなければならないリスクもあります。
「競合が多い」に関しては、誰でも気軽に始められる転売のメリットがそのままデメリットになります。
転売を始めたばかりの人でいきなり特殊な仕入れルートを持っている個人はほとんどいません。
そのため、誰でも手に入れることができる一般的な仕入れルートで購入し、ヤフオクなどで販売しますが、これでは他の競合と差別化ができず埋もれてしまう可能性が高いのです。
そして「商品知識」ですが、転売の場合は常に市場の価格を追いかけるという作業が必要です。
特に人気の商品価格は頻繁に変わりますので、最大の利益を求めるためには毎日のように価格の調整が必要です。ここに面倒くささを感じてしまう人は転売には向かないかもしれません。
転売には手間もたくさん
さらに、実際に転売をやってみると、次のデメリットがでてきます。
- 発送業務
- 仕入れが安定しない
まず発送業務ですが、これは実際にやってみるとわかるのですが、ヤフーオークションで仕入れた販売する場合、出品は簡単なのですが、発送業務が意外と面倒くさいということがわかります。
梱包、宛名書き、コンビニや郵便局へ持っていくなどの流れは、ある程度は効率化ができますが、それでもこの作業が発生している限りは転売で出せる利益の上限が決まってしまいます。
そして仕入れですが、特殊な商品の仕入れルートを持っていればよいのですが、競合が多くいる市場、例えば古本などのジャンルでは、価値のある本はすでに古本ハンターに刈り取られており、街の本屋さんへ行っても利幅の少ない本しか残っていない事がほとんどです。
また、利益が出せそうな商品を仕入れられない時期も当然のようにありますので、収入が安定しないということが起こります。
そのため転売だけで食べていくのは意外と難しく、あくまで趣味程度でやるのが良いとされております。
しかしこれからお話する「サインツール転売」に関しては少し事情が異なります。
サインツール転売は同業者が入ってこない穴場のジャンル
さきほどお話しした転売のデメリットとして
- 「在庫」を抱える必要がある
- 競合が多い
- 商品知識が必要
- 発送業務
- 仕入れが安定しない
がありましたが、実はサインツール転売には、上記のようなデメリットがありません。
サインツールはプログラムですので、在庫は無限です。
そして競合は「プログラミング」というハードルを超えなければいけないので非常に少ないです。
商品知識については、基本的な自動売買の操作方法がわかれば十分。
発送業務に関してはヤフオクで販売する場合は商品が売れたらあとはダウンロードできるURLを送るだけ。
仕入れは、サインツールを一度手に入れてしまえば流行り廃りがないのでずっと売り続けることができます。
「おおーー!これはすごい!サインツール販売って転売の最高峰じゃないですかっ!」
そうなんです。
次でお話する「サインツール改造」の壁さえ超えればの話なのですが。
サインツールの改造
はい。上記はサインツールの開発画面です。どうでしょう?意味わかりませんよね。
これがサインツール転売に競合が登場しにくく、ブルーオーシャンなままの大きな理由です。
しかしですね、ヤフーオークションで売られているサインツールをザザザっと眺めてみるとあることに気づくんです。
販売している人は違うけど、なんか似たようなツールが多いな・・・と。
サインツール販売の秘密
一般に販売されているサインツールですが、実は作っている開発者の数は非常に少ないです。
これはどういうことかと言いますと、サインツールを販売している業者や個人は、ほとんどがサインツールの制作業者に頼んで作ってもらっているパターンが多いからです。
具体的なツールの名前は出せませんが、サインツール業界で有名なツールがあるのですが、実は海外の無料サインツールを拾ってきて、それを業者に依頼してちょっとだけ改造してもらったら偶然勝てるようになってしまったという裏話があったりします。
そして皆さんがサインツール転売でやるべきことは、この「海外の無料サインツールを拾ってきて、それを業者に依頼してちょっとだけ改造してもらう」
という部分です。
サインツール転売のからくり
こちらの記事でも少しお話をしましたが、サインツールは無料でダウンロードできるサイトが数多くあります。
「つまりダウンロードした無料ツールをそのままヤフオクなどで販売すればいいのか!」
いえいえ、そのまま販売するのはいけません。これは著作権法違反で完全にアウトです。
実際、無料でダウンロードしたツールをそのまま出品してアカウント凍結されている方をチラホラ見かけます。
また、ある程度利益がでてから開発者から請求が届いた場合は、利益を支払わなければいけない場合もあります。
しかしですね、サインツール業界では、無料のツールを拾ってきてそれに手を加えて販売という方法に関しては現状は完全にホワイトです。
そもそも無料でコードを公開しているツールは、改良されることを前提に公開されているというプログラミング業界の良心みたいなものがありまして、第三者が手を加えて販売することに関してはまったく問題ありません。
ですので、我々はその恩恵にあずかり、無料ツールをダウンロードしてそれを改良してからの転売を行わせていただくのです。
インジケーター制作業者の問題
ここまででサインツールは海外から拾ってきて、制作業者に改造してもらえばよいということはわかりました。
しかしその場合に3つの問題がでてきます。
- 制作費用
- 技術的な問題
- 著作権の問題
まず、制作費用ですが、これがサインツール販売がブルーオーシャンである理由の第一位です。
個人で改良できるなんて特殊スキルをお持ちの方はほぼいないかと思います。
そこで制作代行業者に依頼するのですが、サインツール制作費は安くて1万円程度、高いと5万円くらいまで値段がかかります。
サインツールは一度作ってしまえばずっと売れ続ける商品ではありますが、色々なメリットと引き換えに少し初期投資が必要です。
ただしこれについては後ほど費用を抑える方法をご紹介します。
次に技術的な問題です。
これは現在サインツール業界で問題になっているのですが、とあるプログラミング系インフルエンサーが勉強中のプログラマーへ向けて、「プログラミングの知識は注文を受けながら作って学ぶのが一番効率がいい!」と発言したことがあります。
そして多くの初心者プログラマーがその意見に賛同して追従した結果、サインツールをココナラなどのサイトから個人開発者に注文すると、とんでもなく質の低いサインツールが納品されるようになってしまいました。
注文時に依頼した仕様と全く違うものができてくるのは良くある話で、さらにたちが悪いのが、
「1週間で仕上げます!」→「ちょっと忙しいのでもう1週間ください!」→「テストでエラーが出たのでもう1週間かかります!」→「ちょっとこれ仕様に問題があるので作れませんね、でも一応形としては作ったから返金には応じられませんよ。」
というウソみたいなやりとりが普通に起こっていることです。ですので現在個人の開発者に依頼することは非常にリスキーなのでおすすめしません。
そして著作権の問題ですが、改造してもらったサインツールを販売する場合、その利益は改造した制作業者に帰属します。
つまりサインツールを改造してもらってヤフオクなどで第三者へ販売する場合は、製作業者に著作権を放棄してもらわないと、あとから利益を求められたら返還しなければいけないということです。
もし著作権を放棄してもらっていない状態で強引に転売した場合、裁判になったら100%負けます。
「それなら著作権放棄してもらえばいいじゃない。」
はい。そのとおりです。
しかしこの著作権放棄は、通常サインツール制作代金の100%を追加で払うという業界の暗黙のルールが存在します。
1万円で改造してもらったら著作権放棄代金としてさらに1万円追加で支払うということですね。これは痛いです。
そのため、サインツールの転売は一般に広まりにくいのです。
サインツール転売を可能にするインジケーター制作業者
さて、サインツール転売を始めるハードルの高さは理解していただけたかと思いますが、実はこのハードルをあっさりと超えることができる業者が存在します。
それがシストレファクトリーというインジケーター制作代行業者さんです。
サインツール販売者御用達のシストレファクトリー
シストレファクトリーはインジケーター制作代行業者です。
この業者が他の業者と違うのは、先程あげた3つのサインツール転売に関するハードルがとても低いということです。
順番に解説していきましょう。
制作費用
シストレファクトリーの制作費用ですが、普通に依頼しますと一般的な業者と変わらず1万円~5万円の間に収まります。
しかし海外で拾ってきたサインツールの数値や見た目を改良する制作依頼案件ですと相場は半額程度まで下がります。
また注文時に「販売用のサインツールにしてほしい」と希望を伝えると、見た目もある程度考慮して作ってもらうことができます。
技術的な問題
シストレファクトリーですが、この会社の本業は特許翻訳業です。
つまりIT関連の特許に詳しい制作代行業者です。
特許関連のプログラムはその理解度だけでなく、つねに新しい技術と向き合う必要がありますので、一般の開発者が太刀打ちできるレベルではありません。
実際に個人では制作できないレベルのものでもシストレファクトリーでしたらあっさりと作ってもらえるということが多々あります。
もちろん納品期限の頻繁な延長や、納品できずに逃げてしまうなんていうこともありませんので安心です。
著作権の問題
シストレファクトリーの料金表のページに書いてあるのですが、この会社で制作した著作権は、追加料金を払わなくても依頼主に譲渡してもらえるという業界では珍しい形態をとっています。
そのため、ヤフオクやインジケーター販売のECサイトなどで自由に販売することが可能です。
制作業者に無断で販売することはリスクしかありませんので、無料で著作権を譲渡してくれるというのは非常に販売者側にとってメリットになります。
まとめ
副業の代表的手法である転売の中でもかなり優秀な「サインツール販売」、いかがでしたでしょうか?
パソコンのソフト販売系は一見敷居が高く、一般人には縁遠いですが、サインツール制作業者を使うことで簡単に販売することが可能になります。
この業界は開発者の絶対数が少ないのでまだ数年はブルーオーシャンです。サインツールの販売価格もかかった経費の3~4倍に設定しても売れてしまう業界です。
これから始められる副業として、サインツール転売はとてもおすすめできますよ。