最近では、「バスマット=珪藻土バスマット」と言われるぐらい人気になっている【珪藻土バスマット】。
しかし、中国製の珪藻土バスマットの中には、危険な材料(アスベスト)を含んだ製品もあります。(もちろん、この世の中国製の珪藻土バスマット全てが絶対に危険というわけではありません。)
最近では、大手ホームセンターの「カインズ」が販売していた珪藻土バスマットに、基準値(0.1%)以上のアスベスト(石綿)が含まれていたという理由で自主回収が行われています。(参考:消費者庁リコール情報サイト・厚生労働省)
※2021年1月追記
カインズの自主回収を受けて、ニトリ・ヤマダ電機・イズミなども自主回収を行い始めています。
これらのニュースをキッカケに、「自宅の珪藻土バスマットは大丈夫なのか、、、?」と感じる人がめちゃくちゃ増えています。
※ちなみに、もし珪藻土バスマットを使っていて不安という人がいれば、厚生労働省のページにこのように記載されています。
固形のバスマットやコースターについては、通常の使い方で使用している限りは石綿(アスベスト)が飛散するおそれはなく、健康上の問題を生じさせるおそれはありません。
しかしながら、削ったり割ったりした場合など破損したときには飛散するおそれがありますので、破損しないようにお願いします。
もしすでに破損しているなどでご心配な場合は、ビニール等に入れ、テープ等でしっかりと封をして、回収まで保管してください。引用:厚生労働省
特に、以下のようなお店では、中国製の珪藻土バスマットが販売されているので、自分の購入した珪藻土バスマットは危険なのか、不安に思って検索する人が増えています。(先ほども言いましたが、「中国製=必ず危険」というわけではありません。)
- ニトリ(※自主回収中)
- カインズ(※自主回収中)
- ヤマダ電機(※自主回収中)
- イズミ(※自主回収中)
- ダイソー
- コーナン
- フランフラン
- Amazon
- 楽天
- Yahooショッピング
- モノタロウ
このように、現在では「中国製の珪藻土バスマットはアスベストが含まれていて危険」というイメージが強く付いてしまっています。
しかし、不安に思っている人は多いものの、珪藻土バスマットは、
- 「すぐ乾く」
- 「カビ・ダニの発生を抑制する」
- 「洗濯・手入れがほぼ不要」
という特徴があって、めちゃめちゃ便利な商品です。
なので、私自身は珪藻土バスマットを愛用してます。
ただし、絶対に中国製の珪藻土バスマットは使いたくないので、日本製の珪藻土バスマット「soil」を使っています。
この記事では、
- 中国製の珪藻土バスマットにアスベストが含まれてしまっている理由
- 実は日本製の珪藻土バスマットも危険!?
- 【結論】「日本珪藻土日用雑貨製造協会」の認定商品を買う
について解説していきます。
中国製の珪藻土バスマットにアスベストが含まれてしまっている理由
どうして中国製の珪藻土バスマットにアスベストが含まれてしまっていることがあるのかというと、
「検査基準が中国基準⇒販売のみ日本でされている」
という理由。
「MADE IN CHINA」商品は、商品製造時の検査を製造国で行っているため、日本の基準値に入っていなくても検査を通ってしまうことがあります。
そして、そのまま日本で販売されてしまうという流れです。
実は日本製の珪藻土バスマットも危険!?
上で書いた理由から考えると、日本で製造されたものは日本の基準値(0.1%以下)である安心な珪藻土バスマットと考えられるのですが、色々調べていると、そうでもないかもしれません。。。
気になったのが、厚生労働省発表のこちらの内容。(石綿(アスベスト)含有品の流通とメーカー等による回収について)
メーカーが日本のメーカーなんですね。しかもふるさと納税の返礼品。。。
公式サイトを確認すると、
「珪藻土コースターにアスベストの含有を確認⇒珪藻土バスマットも自主回収」
という話だそうです。
なので、「日本製=絶対間違いなく安全」という考えでは甘いのかもしれません。。。
じゃあ、どうするべきかということを考えてみました。
【結論】「日本珪藻土日用雑貨製造協会」の認定商品を買う
今回色々と調べて、私自身がたどり着いた結果は、「日本珪藻土日用雑貨製造協会」の認定商品である珪藻土バスマットを買おうということ。
「日本珪藻土日用雑貨製造協会」は、2018年に設立された協会で、良質で安全な珪藻土日用雑貨を供給することを目的とした協会。
この協会では、珪藻土日用雑貨に一定の品質基準を独自で設け、品質基準を満たす製品に「協会認定商品マーク」を付けています。
協会認定マークを取得している商品は、今のところ下記の商品となっています。
協会認定商品一覧
【宇部興産建材株式会社】
(Amazonでの商品一覧はこちら)
(楽天での商品一覧はこちら)
- 足快バスマット レギュラー
- 足快バスマット コンパクト
- 足快バスマット ビッグ
- 足快バスマット ピッコロ
- 足快バスマット ジギーライト
- 足快バスマット 加賀友禅シリーズ
【soil株式会社】
(Amazonでの商品一覧はこちら)
(楽天での商品一覧はこちら)
- BATH MAT large
- BATH MAT light
- BATH MAT aqua
- BATH MAT weve
私は、この「協会認定商品マーク」がある商品の中から、デザインや価格を比べて一番気に入った「soil(BATH MAT light)」を購入しました。
以前、ニトリの珪藻土バスマットを使っていたことが少しあったのですが、それと比べると「サラサラ感」が圧倒的に良い印象です。
吸水力も問題無く最高なので、買って良かったと安心しています。
まとめ
珪藻土バスマットは確かに流行っているし、機能性も素晴らしいです。
ただ、身体に有害なものだと意味がありません。
有害な中国製の商品より安心な日本の国産の製品を使うべきだと私は思います。
※こういう時に、日本の品質って本当に高いんだなと改めて実感します。