適職とは1つじゃない。30代前半で転職4回した僕が考える「2つの適職」
「自分の適職がわからない」
「今の仕事が向いているのか不安」
「もっと自分らしく働ける方法がある気がする」
こうした悩みを持つ人は多いと思います。
世の中では、適職というと「自分にぴったり合う1つの仕事」を探すものとして語られがちです。
ですが、僕自身はそうは思っていません。
僕の結論はシンプルです。
適職は1つではなく、2つ持つべきです。
1つは、会社員として生活を支える仕事。
もう1つは、個人で事業として向き合う仕事です。
この2つを持てた状態こそ、本当の意味で幸せに近い働き方だと、今の僕は考えています。
適職とは何か。僕なりの答え
まず最初に、僕なりに「適職とは何か」をはっきりさせておきます。
適職とは、ただ「好きな仕事」ではありません。
ただ「得意な仕事」でもありません。
ましてや、最初から一発で見つかる運命の仕事でもありません。
僕が考える適職とは、
- 無理なく続けやすいこと
- 自分なりに価値を出せること
- 精神的または経済的な安定につながること
- 続けるほど納得感が増していくこと
この条件を満たす仕事です。
つまり、適職は「憧れ」だけで決まるものではなく、実際に続ける中で自分との相性が見えてくるものだと思っています。
なぜ適職がわからなくなるのか
適職がわからない人は少なくありません。
その理由は単純で、仕事を選ぶ基準が多すぎるからです。
給料、やりがい、人間関係、働きやすさ、将来性、社会的評価。
どれも大事です。
でも、全部を一度に満たす仕事を最初から見つけようとすると、わからなくなります。
さらに厄介なのは、頭の中だけで答えを出そうとしてしまうことです。
「自分に向いている仕事は何だろう」
「本当にやりたいことは何だろう」
こう考え続けても、実際にやっていない以上、わからないことは多いです。
だから僕は、適職がわからないこと自体は悪いことではないと思っています。
むしろ普通です。
僕の持論。適職は2つ持つべき
ここからが本題です。
僕は、適職は1つではなく、2つ持つべきだと思っています。
1つは会社員としての適職。
もう1つは個人事業としての適職です。
この考え方を持つようになったのは、会社員だけでも、個人事業だけでも、どちらか片方に人生を預けすぎるのは危ういと感じてきたからです。
会社員には会社員の強さがあります。
毎月の収入が比較的安定し、生活基盤を作りやすい。
社会保険や福利厚生の面でも安心感があります。
一方で、会社員である以上、組織のルールや上司の判断から完全に自由にはなれません。
顧客のためにこうしたいと思っても、自分だけでは決められないことも多いです。
逆に、個人事業には自由があります。
誰からの指図も受けず、自分の責任で顧客に向き合えます。
自分の判断で改善し、自分の名前で価値を提供できます。
ただし、個人事業は不安定です。
最初からうまくいくとは限りませんし、収入面でも波があります。
だからこそ、この2つを持つことに意味があります。
会社員として生活を支えながら、個人でも本気で価値提供する。
この両輪がある状態こそ、かなり強いです。
1つ目の適職は「生活を支える仕事」
まず1つ目の適職は、生活を支える仕事です。
ここでは、必ずしも「天職」レベルの熱量は必要ないと思っています。
大事なのは、現実的に続けられることです。
たとえば、
- 毎日無理なく働ける
- 極端に心をすり減らさない
- 収入がある程度安定している
- 自分なりに役割を果たせる
こうした条件を満たすなら、それは十分に適職の候補です。
世の中では「好きなことを仕事に」と言われがちですが、生活を支えてくれる仕事も立派な適職です。
理想論だけで働ける人ばかりではありませんし、現実を支える力はそれ自体が大きな価値です。
2つ目の適職は「自分の意思で顧客に向き合う仕事」
そして、もう1つの適職が個人事業です。
個人事業といっても、何も大げさな話ではありません。
最初はクラウドソーシングでも十分です。
自分のスキルを使って、小さく仕事を受けてみる。
それだけでも立派な第一歩です。
ここで大事なのは、これを単なる「お小遣い稼ぎ」として終わらせないことです。
言葉として副業と呼ぶかどうかは自由です。
ただ、気持ちの面では本気で取り組んだ方がいい。
僕はそう思っています。
なぜなら、本気でやらない限り、自分に向いているかどうかが見えてこないからです。
少しやってうまくいかなかったから向いていない、という判断は早すぎます。
営業も難しい。
継続受注も難しい。
顧客満足を高めるのも簡単ではありません。
それでも続けて、考えて、改善していく。
その中で初めて、「これは自分に合っているかもしれない」と見えてきます。
個人での仕事は、会社員では得にくい種類のやりがいがあります。
誰かに言われたからやるのではなく、自分の意思で顧客と向き合えるからです。
適職は「探すもの」ではなく「やっているうちに見つかるもの」
僕がいちばん伝えたいのはここです。
適職は、探して見つけるものではありません。
やっているうちに自然と見つかっていくものです。
もちろん、自己分析には意味があります。
適性診断や棚卸しも役に立つでしょう。
でも、それだけで答えが出るなら、多くの人は悩んでいません。
人はやってみないとわからない生き物です。
向いていると思っていた仕事が、実際には合わないこともあります。
逆に、なんとなく始めたことが意外と長く続くこともあります。
だから、適職を見つけたいなら、
- 応募してみる
- 働いてみる
- 受注してみる
- 失敗してみる
- 改善してみる
この繰り返しが必要です。
頭の中だけでは、わからないことが多すぎます。
行動あるのみ。
行動こそ金メダル。
少なくとも、僕は本気でそう思っています。
時間が足りないのは当然。それでもやる価値がある
会社員をしながら、個人事業にも本気で取り組む。
そう聞くと、「そんな時間はない」と思う人も多いはずです。
でも、時間が足りないのは当然です。
むしろ足りなくて当たり前です。
平日は仕事で疲れる。
帰宅後に新しいことをやるのはしんどい。
休日だって休みたい。
それでも、個人で仕事をする経験には意味があります。
なぜなら、会社員一本では得られない感覚があるからです。
自分で仕事を取る。
自分で価値を提供する。
自分で責任を持つ。
自分の名前で顧客に喜んでもらう。
この経験は、収入以上に自信と視野を与えてくれます。
たとえ最初は小さくても、会社の肩書きとは別に、自分の力で誰かの役に立てる。
この実感はかなり大きいです。
転職4回、アルバイト10個前後経験した僕がそう思う理由
僕は30代前半までに転職を4回してきました。
アルバイトも10個ほど経験しています。
人によっては、多いと感じると思います。
落ち着きがないように見えるかもしれません。
でも、僕自身はこの経験があったからこそ、いろいろな視点を持てるようになったと思っています。
1つの会社、1つの働き方、1つの価値観だけでは見えないものがあります。
職場が変われば、当たり前が変わる。
仕事内容が変われば、向いている・向いていないの基準も変わる。
だからこそ、今の僕ははっきり言えます。
適職は、最初から頭の中に完成形としてあるものではない。
経験の中で少しずつ輪郭が見えてくるものだ、と。
本当の意味で幸せなのは「2つの適職」がある状態
会社員としての適職がある。
そして、個人事業としての適職もある。
この2つがそろうと、働き方としてかなり安定します。
生活の基盤はある。
でも、会社だけに依存しすぎない。
自分の名前でも価値を出せる。
自分の意思でも働ける。
これは収入の問題だけではありません。
精神的にも大きいです。
会社で嫌なことがあっても、世界のすべてが終わったようには感じにくくなります。
逆に、個人事業でうまくいかない時も、会社員としての基盤があるぶん冷静でいられます。
どちらか一方に人生を預けすぎない。
このバランスこそ、長く幸せに働くために大事だと思っています。
適職を見つけたい人が今日からできること
最後に、適職がわからない人へ向けて、今日からできることをまとめます。
- 今の仕事で「苦じゃないこと」を書き出す
- 逆に「強いストレスを感じること」も書き出す
- 小さく個人で仕事を受ける準備をする
- クラウドソーシングに登録してみる
- 完璧を待たず、まず1件動いてみる
この程度で十分です。
最初から人生の答えを出そうとしなくていい。
少し動く。
少し試す。
その中で、自分にとって無理なく続けられる仕事や、心から向き合える仕事が見えてきます。
よくある質問
適職は本当に1つではないのですか?
僕は1つではないと思っています。
生活を支える仕事と、自分の意思で価値提供できる仕事は、役割が違います。
そのため、1つに絞らず2つ持つ方が、現実的にも精神的にも安定しやすいです。
個人事業というとハードルが高く感じます
最初は高く考えなくて大丈夫です。
クラウドソーシングで小さく始めるだけでも十分です。
大切なのは、実際に顧客と向き合う経験を持つことです。
適職がずっとわからないままでも大丈夫ですか?
大丈夫です。
むしろ、最初からわかる人の方が少ないと思います。
適職は考え抜いて見つけるというより、試していく中で自然と見えてくるものです。
まとめ
適職は1つではなく、2つ持つべき。
僕はそう考えています。
1つは、会社員として生活を支える仕事。
もう1つは、個人で事業として向き合う仕事です。
個人事業といっても、最初はクラウドソーシングで十分。
ただし、気持ちだけでも本気で向き合った方がいい。
そして、適職は探して見つけるものではありません。
どんどんやってみる中で、自然と見つかっていくものです。
行動あるのみ。
行動こそ金メダル。
転職4回、アルバイト10個前後を経験してきた僕は、今のところそう思っています。


