【受講レビュー】THE MONOLITH(ザ・モノリス)を体験して感じた「音声入力×AI」の可能性|Webマーケター目線で考える仕事への活かし方

※本記事は、株式会社ROYAL YELLOW HLD.からの依頼を受け、サービスを実際に受講したうえで執筆したPR記事です。感想は筆者が序盤を体験した範囲に基づきます。
生成AIの勉強をしようと思ったとき、何から始めればよいのか迷う人は少なくないと思います。ChatGPTの使い方を解説する記事や動画は多い一方で、実際の仕事をAIとどう分担すればいいのかは、なかなか自分ごとに落とし込みにくいものです。
今回、株式会社ROYAL YELLOW HLD.(ロイヤルイエローホールディングス/代表・倉知礼門)が提供する生成AI人材育成オンラインスクール「THE MONOLITH(ザ・モノリス)」を受講する機会をいただきました。
私はWebマーケターとして、広告運用や記事制作など、言葉で目的や条件を整理する仕事に関わっています。そんな立場で序盤を受講して、最初に強く印象に残ったのは、意外にも難しい専門用語やAIの高度な機能ではありませんでした。
「声でAIに伝えるのは、こんなに速く、自然なのか」という感覚です。
音声入力の便利さを改めて実感できただけでなく、音声AIの自然な語り口調や、話した内容を読みやすく整える処理にも好印象を持ちました。単に文字を入力する手段が変わったというより、AIとのやり取り自体が、少し先の働き方に近づいたように感じたのです。
この記事では、講座の全内容を受け終えたという前提ではなく、実際に体験した序盤の感想を中心に、Webマーケターとして想像した仕事への応用、音声入力を使う際に気をつけたい点まで整理します。
THE MONOLITH(ザ・モノリス)は、AIの操作より「AIに仕事を任せる考え方」を学ぶスクール
まず、サービスの位置づけを簡単に紹介します。THE MONOLITHは、特定のAIツールの操作手順や、完成済みのプロンプトを暗記することだけを目的とした講座ではありません。運営元の案内では、自分が抱えている課題を整理し、AIに何を、どんな順番で、どのように伝えるかを考える力を重視しています。
学習の形式は、物語の中で課題に取り組むミッション型。案内されているカリキュラムは全40ミッションで、1回あたりの学習時間は15〜30分が目安です。Webブラウザで受講でき、プログラミングの知識を前提としていない点も、一般的なビジネスパーソンには取り組みやすい設計だと思います。
運営元の公開資料では、受講者が作成したAIへの指示を採点する仕組みや、ヒントを参考に再挑戦する学習方法も紹介されています。ただし、私は現時点で全40ミッションや後半の内容を検証したわけではありません。本記事では、こうした公開情報と、私自身が序盤で感じたことを分けてお伝えします。
普段からAIを使っている人にとっても、「機能を知っていること」と「目の前の仕事をAIに渡せること」は別の話です。この違いが、今回の体験をビジネス目線で考えるうえでの出発点になりました。
受講序盤で最も印象に残ったのは、音声入力の速さと自然さだった
考えを言葉にする速さと、キーボードで文章にする速さは違う
仕事でAIに何かを依頼するとき、私は「伝えたいことは頭にあるのに、入力するのが面倒」という場面があると感じます。目的、前提、対象者、条件、注意点。良い回答を得たいほど、こちらから伝える情報は増えていきます。
たとえば、広告文を作るときに「新規顧客を獲得したい」だけでは情報が足りません。どんなサービスなのか、誰に届けたいのか、何を強みとして伝えるのか、避けたい表現は何か。頭の中にはいくつも条件があっても、それを一つずつ文字にする作業には手間がかかります。
音声入力なら、考えていることをいったん話しながら外に出せます。今回、講座の序盤を受講して、その速さを改めて実感しました。もちろん、声に出す方が必ず速いとは限りません。表や数値を正確に扱う場面では文字入力の方が向いていることもあります。それでも、方向性や背景をまとめて伝えたいときの軽さは魅力的でした。
私にとって重要だったのは、「速く入力できる」という一点だけではありません。入力するために思考をいったん止める感覚が薄くなることです。考えながら話し、話しながら考えを整理する。この流れがAIとのやり取りに合っているように感じました。
音声AIの語り口調が自然で、使い始める心理的な負担が小さい
もう一つ印象に残ったのが、音声AIの話し方です。私が序盤を受講した範囲では、非常に自然な語り口調だと感じました。いかにも機械が文章を読み上げているような印象が薄く、安心感がありました。
これは、単なる好みの問題で終わらないと思います。新しいツールは便利でも、操作するたびに身構えるようでは日常に定着しにくいものです。とくに、AIに何を話せばよいのか分からない人にとって、やり取りの自然さは最初の一歩に関わります。
テキストで指示を考え込むより、まずは声に出してみる。うまく伝わらなければ言い換える。そうした試行錯誤を続けやすいと感じられたことが、今回の率直な感想です。
「AIを勉強している」というよりも、「AIを相手に考えを整理している」。序盤ながら、そんな近未来的な感覚があったのは印象的でした。
話した内容を自然な文章に整えてくれる点にも可能性を感じた
音声入力では、話した言葉がそのまま記録されるだけだと、後から読み返しにくいことがあります。話し言葉には言い直しや脱線が混じるため、文字起こしと読みやすい文章は必ずしも同じではありません。
今回の受講で好印象だったのは、こちらの入力内容の清書がとても優秀だと感じたことです。話した内容を文字にするだけでなく、伝わる文章として扱いやすくなると、音声入力の価値は一段上がります。
もちろん、整った文章になったからといって、意味まで完全に正しいとは限りません。固有名詞、数字、細かな条件が意図通りに残っているかは、最終的に人間が確認する必要があります。それでも、頭の中の断片をいったん言葉にして、文章化の負担を軽くできるのは魅力です。
たとえば、記事のアイデアを考えるとき。「読者はここで迷いそう」「この例を先に出した方が分かりやすい」「結論はこれ」といった断片は、最初から完成した原稿としては出てきません。思いつく順番に話し、その後で構成を整えるという使い方が考えられます。
大切なのは、音声入力を完成原稿の代わりにするのではなく、考えを素早く素材化する手段として使うこと。今回の体験から、私はそこに実務上の価値を感じました。
Webマーケター目線で考える、音声入力と生成AIの具体的な活用場面
ここからは、講座内で私が実際に成果を出した事例ではなく、今回の体験を踏まえて「自分の仕事なら、こんな場面で活かせそうだ」と考えた応用例です。生成AIスクールの価値を判断するなら、機能の面白さだけでなく、普段の仕事で使う姿を想像できるかが重要だと思います。
1.広告運用の改善案を、思いついた段階で言語化する
Google広告などの運用では、数値を確認した後に「なぜこの結果になったのか」「次に何を変えるのか」を整理します。しかし、データを見てすぐに結論が出るとは限りません。
たとえば「クリックは増えているが、問い合わせは増えていない。検索語句は以前より広がっている。LPの訴求と広告文の間にもズレがありそう。まず確認すべき点を整理したい」といった考えが浮かんだとします。
この段階では、まだクライアント向けの立派な報告文にする必要はありません。音声で現状と仮説を伝え、AIには「事実・仮説・追加で確認するデータ・施策候補」に分けて整理してもらう。そうすれば、頭の中だけで抱えていた論点を点検しやすくなります。
ただし、AIが広告アカウントを見たわけでないなら、原因を断定させないことが大切です。「確認できている数値」と「まだ検証していない仮説」を混ぜない。ここには、音声入力の便利さとは別に、AIへの指示を設計する力が求められます。
2.クライアントへの報告文や提案文の下書きを作る
クライアントワークでは、成果そのものに加えて、状況を分かりやすく説明する時間も必要です。専門用語に慣れていない相手には、設定内容を細かく列挙するだけでは伝わりません。
そんなときは「今回変更したのは検索語句の見直しと広告文。理由は見込みの薄いクリックを減らし、問い合わせにつながりやすい層へ配信を寄せるため。数値の評価はもう少しデータを見てから」と、話し言葉で要点を伝える方法が考えられます。
AIには、それを「結論→変更したこと→理由→今後の確認事項」の順に整理してもらう。専門家の頭の中にある情報と、受け取る側が理解しやすい文章の間をつなぐ使い方です。
ここでも、生成された文章をそのまま送るのではなく、実際の作業内容や数値との照合は必要です。AIに任せるのは主に文章の整理であり、作業の事実確認や最終的な説明責任まで渡すわけではありません。
3.記事制作の構成を、文章を書く前の会話から組み立てる
SEO記事を作るとき、いきなり冒頭から書き始めると、途中で論点が重複したり、読者の疑問に答えきれなかったりします。事前に検索意図や読者像、扱うべき情報を整理する工程が欠かせません。
音声入力なら「このテーマを調べる人は何に困っているのか」「競合記事にはあって、自分の記事には何を加えられるのか」「体験談をどこに入れるのか」といった考えを、順番を気にせず話し始められます。
その後でAIに、想定読者、記事の結論、見出し案、追加調査が必要な項目へ分類してもらう。文字を打つ前に頭の中を整理する時間をつくれるのは、記事制作との相性が良さそうです。
一方で、検索順位や商品仕様、実績、口コミなどは、話しただけでは裏づけになりません。一次情報の確認と、本人の体験でないことを体験として書かない姿勢は、文章化を速くしても省略できない工程です。
4.会議や打ち合わせの「あと」を軽くする
会議が終わった直後は、決まったことや保留になったことを覚えていても、別の仕事を始めると細かな理由を忘れがちです。もし記録の扱いについて必要な許可や社内ルールを確認できる環境なら、会議後に自分の記憶を音声で整理する方法が考えられます。
「決定事項はこれ。担当者に確認するのはこれ。懸念はこれ。次回までの宿題はこれ」と話し、AIに議事メモの形へ並べ替えてもらう。録音データをAIに渡すこととは別の、本人による振り返りメモとしても応用できそうです。
ここで大切なのは、AIに話した内容がそのまま正式な議事録になるわけではないこと。記憶違いや認識のズレを確認してから共有する必要があります。業務情報を入力してよいサービスかどうかも、勤務先や取引先のルールに従って判断したいところです。
5.新しい事業やサービスのアイデアを整理する
新規事業のアイデアを考えているときは、思考が最初から一直線に進むとは限りません。「この人の課題を解決したい」「ただ、この提供方法だと工数が重い」「最初はもっと小さく試せないか」と、複数の条件が行き来します。
こうした段階では、整った文章を書こうとするより、まず話してみる方が考えを出しやすい場合があります。AIには、課題、想定顧客、提供価値、成立するための前提、未検証の仮説に分けてもらう。思考の整理役として使うイメージです。
もちろん、アイデアをAIがきれいにまとめても、需要があると証明されたわけではありません。実際に顧客がいるのか、対価を払うのかは別途検証が必要です。だからこそ、「考えるところ」と「確認するところ」を切り分ける指示力が役立つと感じます。
音声入力だけでは完結しない。「AIに何をさせるか」を決める力が必要
ここまで音声入力の魅力を中心に書きましたが、声で話せるようになっただけで仕事の質が自動的に上がるわけではありません。長く話したからといって、AIに必要な条件が伝わっているとも限りません。
たとえば「良い広告文を作って」と音声で素早く伝えられても、目的や対象者、広告の制約が抜けていれば、使いやすい案になるとは限らないでしょう。反対に、入力方法がキーボードでも、前提を整理して指示できれば、十分に良い仕事につながります。
音声入力は、AIとの接点を軽くするもの。そして、何を任せ、何を人間が決めるのかを整理する力は、その先で必要になるもの。この二つを混同しない方が、生成AIを実務で使いやすくなると思います。
運営元がTHE MONOLITHで重視している「仕事を分解してAIへ指示する」という考え方は、まさにこの部分とつながっています。今回の序盤体験を通じて、私は音声入力という入り口の魅力から、あらためて「何をどう伝えるか」という本題にも目が向きました。
受講して感じた良さと、今後確認したいこと
良かったのは、AIを使うことへの距離が縮まる感覚
現時点での感想を一言で表すなら、AIとのやり取りが「作業」から「会話」に近づいたことです。音声入力の速さ、音声AIの自然な話し方、入力内容を清書する処理。この三つが重なり、AIを日常の思考整理に使う姿を想像しやすくなりました。
とくに、仕事をしながらAIを学びたい人は、毎回まとまった勉強時間を確保できるとは限りません。入力する負担が小さく感じられることは、AIに触れる回数を増やすきっかけになるかもしれません。
一方で、講座全体の難易度や到達点は、序盤だけでは判断できない
今回の記事は、あくまで序盤の体験レビューです。全40ミッションを終えたわけではないため、後半の課題がどれほど実務に近いか、採点やフィードバックが自分の弱点の発見にどこまでつながるかについて、受講者としての結論は出せません。
また、音声入力は便利でも、静かな場所を確保しにくい職場や、機密情報を扱う場面では使い分けが必要です。声で話すことそのものが周囲への情報共有になってしまう場合もあります。実務で使うなら、便利さと情報管理をセットで考えたいところです。
これは講座に対する不具合の報告ではなく、Webマーケターとして仕事への応用を考えたときの注意点です。体験していない機能や、実際には確認していないエラーについて評価することは避けたいと思います。
THE MONOLITHが気になりそうなのは、どんなビジネスパーソンか
私の序盤体験と公開されている講座の方針から考えると、まず気になるのは「生成AIに興味はあるが、検索や簡単な文章作成で止まっている人」です。AIに詳しくなること自体よりも、自分の仕事にどう使うかを考えたい人は、学習内容を検討する理由があると思います。
次に、私のように、すでに日常的に文章やアイデアを扱う仕事をしている人。広告運用、営業、企画、広報、記事制作などでは、考えを整理して誰かへ伝える工程が多くあります。音声入力やAIへの指示の組み立て方を学ぶことで、自分の業務を見直すきっかけになるかもしれません。
一方で、特定のソフトのボタン操作だけを短時間で覚えたい人や、完成したプロンプト集だけが欲しい人は、講座の学習方針が希望に合うか事前に確認した方がよさそうです。ミッションに取り組み、自分で考えることを重視する形式だからです。
個人で学ぶ場合でも、社員研修として考える場合でも、最終的には「何をできるようになりたいか」が判断の軸になります。新しいAIサービスを知りたいのか、文章作成の負担を減らしたいのか、仕事の進め方そのものを見直したいのか。目的を整理してから講座を選ぶ方が、学びを仕事につなげやすいはずです。
よくある疑問:受講前に知っておきたいポイント
Q.THE MONOLITHはAI初心者でも検討できる?
運営元の案内では、プログラミングの知識を前提とせず、AI初心者から実務活用に悩む人までを対象としています。ただし、誰にとっても同じ難易度になるわけではありません。体験型の課題に取り組む学習方法が自分に合いそうかを確認するとよいと思います。
Q.スマートフォンだけで受講できる?
Webブラウザで受講できる講座として案内されていますが、私は今回、端末ごとの機能差や、すべての学習工程をスマートフォンだけで完結できるかまでは検証していません。主に使いたい端末が決まっている場合は、問い合わせ時に推奨環境を確認するのが確実です。
Q.音声入力さえ使えば、AIへの指示は上達する?
音声入力は「伝える負担」を減らす手段であって、指示内容の質を自動的に保証するものではありません。目的、背景、条件、出力の使い道を整理し、AIの回答を見直す工程も必要です。今回、入力体験の良さを実感したからこそ、その先の考え方も重要だと感じました。
Q.申し込めばすぐに受講を始められる?
本記事の制作にあたり運営元から案内された受講の流れは、営業担当による案内と契約を経て受講開始、というものです。受講内容や契約条件を確認したい場合は、公式サイトから詳細を問い合わせてください。
まとめ:AIの活用を考える第一歩は、難しい操作より「まず伝えてみる」ことかもしれない
THE MONOLITHの序盤を体験して最も印象に残ったのは、音声入力の速さと、音声AIとの自然なやり取りでした。こちらが話した内容の清書も好印象で、AIを使うことが、キーボードに向かって慎重に指示文を書く行為だけではなくなっていく感覚がありました。
Webマーケターとして考えると、その価値は記事や広告文を一瞬で完成させることよりも、頭の中にある情報や仮説を、素早く言葉にして整理できることにあります。そこから事実を確認し、判断し、相手に伝わる形に仕上げるのは、引き続き人間の仕事です。
今回はあくまで序盤の感想ですが、音声入力をきっかけに「AIに何を任せ、どのように伝えるか」を見直してみたくなりました。生成AIを単なる質問相手から、仕事や思考を整理するパートナーへ近づけたい人にとって、THE MONOLITHの学習方針は一度確認してみる価値があると思います。
講座の詳細・お問い合わせは、THE MONOLITH(ザ・モノリス)の公式サイトへ。