少子高齢化や生活スタイルの変化とともに、今までの葬儀や納骨、供養方法が多様化しつつあります。
故人の遺骨を複数に分ける「分骨」はそのひとつの例です。
理由は、親族間で分けたい、手元供養したいなどさまざまです。
分骨は法律や宗教で問題にならないか?
分骨はあまり聞きなれない供養方法のため、法律や宗教上の違反にならないかと心配する人も多いでしょう。
しかし、どちらも問題ありません。
法律の観点
分骨に関する内容は「墓地、埋葬等に関する法律施行規則」第5条で定められており、埋葬されている遺骨の分骨を希望するときは墓地管理者に書類を提出し、墓地管理者はそれを拒否してはならないとあります。
宗教の観点
仏教では分骨によって成仏できないことはなく、現に開祖であるお釈迦様の遺骨は世界各地に分骨されていて、最終的に8万もの寺院に配布されたとも言われています。
また、キリスト教でも聖人の遺骨の一部が「聖遺骨」として保管されています。
分骨の詳しい手順
分骨は火葬場で行うものと、既にお墓などに埋葬されている遺骨を取り出すものがあります。
難しいステップはありませんが、関係者への事前連絡や必要書類の入手を忘れずに。
また、分骨に関して親族間で合意されていることも重要です。
・火葬場で分骨をする場合
1.分骨する数だけの骨壺を用意する
2.直接や葬儀社経由で、火葬場に火葬証明書(分骨用)または分骨証明書を分骨する数分、発行してもらう
3.火葬しお骨拾い時に、それぞれの骨壺に収める
4.分骨を納める先に必要書類を渡し、納骨する
・すでに埋葬されている遺骨の分骨をする場合
1.納骨先に分骨証明書の発行を依頼する
2.遺骨を取り出す日を決め、閉眼供養をしてもらう
3.石材店や寺院に遺骨を取り出してもらい、分骨し終えたら、遺骨を戻し開眼供養をしてもらう
4.分骨を納める先に書類を渡して納骨し、開眼供養をしてもらう
分骨後は世界で1番美しい供養方法「メモリアルダイヤモンド」でいつも故人のそばに
ニーズが高まっている分骨ですが、その理由のひとつは手元で供養したいという人が増えてきていることにあります。
手元供養の中でも、特に世界で最も美しいと言われる「メモリアルダイヤモンド」に注目が集まっています。
メモリアルダイヤモンドは、故人の遺骨や遺灰をダイヤモンドに生まれ変わらせた人骨で作ったダイヤモンドのこと。
人骨ダイヤモンドの結晶精製における基礎となるのは、遺骨などに残された炭素。約3日半かけて純度をほぼ100%に精製します。
地中深くの高温高圧環境でゆっくりと形成される天然ダイヤモンドと同様の環境下を再現した装置にて、時間をかけて人骨ダイヤモンドを作製していきます。
そのため、人骨ダイヤモンドの輝きは故人の輝きを伴うことで、天然ダイヤモンドより一層美しく輝くと言われています。
人骨ダイヤモンドを身につけると、どこへも故人と一緒に行くことができ、家で人骨ダイヤモンドを保管していれば、家族全員でいつでも故人を偲ぶことができます。
また、新しくお墓を建てたり、お墓を維持したりする費用がかかるという理由から、人骨ダイヤモンドを検討する方も多数います。
遺骨ダイヤモンドの値段は288000円から。
この遺骨ダイヤモンドの値段には、人骨ダイヤモンドの作製から配送まで含まれ、かなり抑えた葬儀費用であることが分かるでしょう。
人骨ダイヤモンドのカラーとサイズで遺骨ダイヤモンドの値段は決まります。
人骨ダイヤモンドは、遺骨ダイヤモンドの値段を考えても多角的な価値がある美しい葬儀・供養方法なのです。
まとめ
時代と共に多様化している葬儀、埋葬、供養方法。その一例である分骨は、墓参りに行けない物理的なことや故人を傍らにおきたい愛といった理由から行う人が増えています。
分骨後は、人骨で作ったダイヤモンドで手元供養をするのがおすすめです。
故人を美しく輝かせた状態で身近におけることや、天然ダイヤモンドとほぼ同じクオリティであること、遺骨ダイヤモンド値段が288000円からと安価なことで、今注目されている供養方法です。