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「珪藻土バスマットで水虫はうつらない」が危険な理由

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以前に「珪藻土バスマットは中国製ではなく国産を買わないと危険な理由」という記事を書きました。

珪藻土バスマットを買う際には、国産のものを買った方が安心ですよーという記事。

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そんな珪藻土バスマット、その乾きやすさから、水虫の方や、家族に水虫の方がいるご家庭でも人気になっています。

 

たしかに、湿ったままのバスマットでは、水虫菌も繁殖してしまいますし、そこから他の家族にうつってしまう可能性も大いにあります。

ただ、「珪藻土バスマットを使っているから絶対に水虫はうつらない!!」と考えるのは危険かもしれません

 

実は、水虫の人の足の皮には水虫菌が大量に潜んでいます

 

いくら乾燥してある珪藻土バスマットでも、足の皮が残っていると、そこから水虫がうつってしまいます。

なので、今回は、珪藻土バスマットを家族で安心して一緒に使うために、「珪藻土バスマットの正しい手入れ」や、「水虫の対策グッズ」などを紹介していきます。

 

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【おさらい】珪藻土バスマットとは

珪藻土バスマットとは、その名の通り、「珪藻土」を使ったバスマットのこと。

珪藻土について、Wikipediaには下記のように書かれています。

珪藻土(けいそうど、diatomite、diatomaceous earth)は、藻類の一種である珪藻の殻の化石よりなる堆積物(堆積岩)である。ダイアトマイトともいう。珪藻の殻は二酸化ケイ素(SiO2)でできており、珪藻土もこれを主成分とする。

珪藻が海や湖沼などで大量に増殖し死滅すると、その死骸は水底に沈殿する。死骸の中の有機物の部分は徐々に分解されていき、最終的には二酸化ケイ素を主成分とする殻のみが残る。このようにしてできた珪藻の化石からなる岩石が珪藻土である。多くの場合白亜紀以降の地層から産出される。

引用:Wikipedia

 

難しい説明なので、かみ砕いて説明すると、

珪藻土について

★珪藻⇒植物プランクトンの一種
★珪藻が死ぬ⇒殻だけが残る
★その殻が土の中で堆積⇒化石になったものが珪藻土

要するに「プランクトンの殻」が土の中で堆積して年月が過ぎたものが珪藻土です。

じつは珪藻土は、バスマットで使われ始めたわけではなく、昔から七輪やレンガの原料としても普通に使われていました。

ほかにも、建築用の資材としても使われています。

 

そんな珪藻殻には小さーーい穴がたくさん開いています。

なので、比較的軽量で、しかも、水や油を大量に吸収することもできます。

なので、今までは建築用資材(土壌改良材)などに使われていました。

そこで、最近その吸水力に目が付けらて、バスマットとして商品化されたわけです。

 

 

珪藻土バスマットで水虫がうつる原因

結論から言うと、珪藻土バスマットで水虫は「うつりにくい」です。

ただ、「絶対にうつらない」わけではありません。

珪藻土バスマットは、先ほど説明したように、吸水力が高く、すぐに乾くきます。

水虫菌「白癬菌(はくせんきん)」は、湿度の高い場所で主に繁殖するので、常に乾いた状態である珪藻土バスマットだと繁殖はほとんどしないでしょう。
(ブーツや革靴を履く人がよく水虫になるのは、「湿度が高い環境」だからです。)

「じゃあ、白癬菌が繁殖しないからうつらないじゃん!!」というと、完全にそういうわけでもありません。

例えば、家族に水虫の人が居るとします。

その人がお風呂上りに珪藻土バスマットの上に乗ります。

そこには白癬菌が付着している可能性があるので、その次に珪藻土バスマットを使った人には、白癬菌がうつってしまう可能性があります。

これに関しては、珪藻土バスマットに限らず、水虫の人が家の中で裸足で歩いている限り、水虫菌(白癬菌)の感染のリスクはあります。

家の中なら、本人も家族も靴下を履くことで感染を防ぎやすくなりますが、お風呂上りは必ず裸足なわけですから、そこの感染リスクを下げるためにも、珪藻土バスマットの正し手入れが必要です。

 

珪藻土バスマットの正しいお手入れで水虫対策

珪藻土バスマットの正しい手入れは、以下の2点を覚えておけばオッケーです。

・家族全員が使った後は、立てかけて干す。
・1年に1回程度は紙やすりで手入れをする。

 

【珪藻土バスマットの正しいお手入れ①】家族全員が使った後は「立てかけて」干す

珪藻土バスマットは、吸水性がとてつもなく高いことで人気ですが、そのままずっと置いたままでは湿りがちになってしまいます。

なので、家族全員が使い終わった後は、珪藻土バスマットを立てかけて干し、しっかりと乾かしてあげましょう。

珪藻土バスマット専用のスタンドも売っているので便利です。

 

【珪藻土バスマットの正しいお手入れ②】1年に1回程度は「紙やすりで表面をこする」

珪藻土バスマットの吸水力はとても優れていて、簡単には衰えることはありませんが、それでも毎日使っていると吸水力は少しずつ弱くなっていきます。

なので、1年に1回程度で良いので、紙やすりなどで表面をきれいにしてあげましょう。

 

 

吸水力が弱っている珪藻土バスマットでも、表面を紙やすりでこすってきれいにしてあげるだけで、ビックリするぐらい吸水力が復活します。

やすりで手入れするなら、絶対に国産の珪藻土バスマットを使ってください。

珪藻土バスマットは中国製ではなく国産を買わないと危険な理由

でも解説していますが、国産以外(中国製など)のバスマットだと、アスベストを含んでいることがあります。

アスベストの危険性はご存知の方も多いでしょう。

手入れをするしないに関わらず、バスマットは国産のバスマットを使うことを強くおすすめします。

上に記載の記事の中で、安心して使える国産のバスマットの中でもおすすめの3つを厳選してご紹介しているので、参考にしてください。

「干して乾かす」「やすりで手入れする」
この2点を意識するだけで、珪藻土バスマットを清潔にするだけでなく、長持ちにもつながります。

(※汚れが残った珪藻土バスマットだと、吸水性が悪くなり、水が残ってしまい、変形などにつながります。)

 

 

まとめ

珪藻土バスマットで水虫はうつりにくい。ただし、絶対にうつらないわけではない。

水虫をうつさないためには、珪藻土バスマットを正しい方法で手入れする。

手入れ方法は「干して乾かす」「1年に1度程度でもやすりで表面を削る」。

これをするかしないかだけでも水虫の感染リスクは大きく変わります。

是非珪藻土バスマットを手入れする習慣をつけてみてください。

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